高い金利でのカードローンなどがあった人の場合、過払いが発生している可能性があります。
このこと自体は、今はかなり広く知られていると思います。
けれど、実際に自分に過払いがあるのかないのかはよくわからない、もしもあるなら返してもらいたいけれど、ないかもしれないし、よくわからないから……と、そのままにしてしまっている人も多くいます。

過払いがあるかないかを判断するには、いくつかの方法があります。
その中で、一番簡単で、気軽にできるのが、過払いがあるかないかの目安を判断してくれる簡易診断ツールです。
これは、過払い返還請求を行っている弁護士事務所のホームページや、司法書士のホームページなどに置いてあり、個人を特定できるような情報やメールアドレスを記入しなくても使えるようになっている場合がほとんどです。
こういったツールはあくまでも簡易的なものですが、過払いが発生しているかどうかの目安として利用するには便利です。
検索をしていても目にすることが多いものだと思いますから、まずはこれを使ってみるというのはお勧めの方法です。

また、無料の弁護士相談や行政書士相談を受けてみるというのも良いでしょう。
これは、他者の力を借りると言う意味で、少し勇気がいることかもしれません。
しかし、内密に、しかも無料で、過払いがあるかないかの判断をしてもらえますから、過払いがあるかもしれない、と思ったら、早めにプロの判断を仰ぐと言うのは賢いやり方でもあります。

自分ひとりで、しかも正確に過払いがあるかないかを調べたい、という場合は、消費者金融に取引履歴の開示を求めるという方法があります。
電話や書面で、利用していた金融機関に取引履歴の開示をお願いします、と依頼します。
これは義務ですから、拒否することはできません。
しかし、個人で依頼した場合、なんだかんだと理由をつけてなかなか教えてもらえない場合もあるようです。
そういう場合は、やはり、プロの手を借りて開示請求をするようにすると良いでしょう→杉山事務所の過払い金請求費用は?

最終更新日 2025年7月31日