日本では、東日本大震災で福島第一原発事故が起こったこともあって、原子力発電に対するイメージがかなり悪い人が多いのかもしれません。
しかし、大人気のアニメキャラクターの中には原子力が動力と言うこともあります。
これは、かなり小型化された原子炉を使っていると言うことです。
そんなことができるわけがないと思うかもしれませんが、どんどん進化すれば決して夢物語で終わることはありません。
まだ、そこまで進化していませんので大型の発電所を作る必要があります。
これから研究が活発化していけば、アニメキャラクターを原子力の力で動かすことが本当にできるようになるかもしれません。
このままでは日本の原子力が衰退する恐れがある
海外では大容量の発電ができることもあって、原子力発電は珍しくありませんし、発電所もたくさんあります。
日本では東日本大震災の福島第一原発事故の影響がとても大きいこともあって再稼働すら難しい状態です。
このままでは日本の原子力が衰退する恐れがあります。
原子力分野の研究者が少なくなるとも言われているほどです。
確かに怖いイメージがあるかもしれませんし、反対している人も多いです。
大きな事故になったのは、大型だから事故が大きくなってしまったと言うことが言えます。
これから研究が進んでいけばもう大きな事故が起こらなくて済むはずです。
怖いイメージに囚われてしまうことが本当に良いことなのかを真剣に考えなくてはなりません。
電気自動車の開発が進む
これから電気自動車の開発が進むようになるかもしれません。
メリットだけではなく電気自動車にはデメリットもありますが、ヨーロッパなどでは今後は電気自動車が中心になる可能性があります。
日本でも電気自動車を増やそうとしているようです。
電気自動車と言うことは、それだけ大量の電力が必要になります。
今の日本は火力発電に頼っていますが、冬には電力がかなり逼迫していましたし、この状態で電気自動車が増えると大規模停電が起こるかもしれません。
電気自動車が増えていくのであれば、原子力発電に頼らないと厳しいでしょう。
再生可能エネルギーの割合を増やそうとしているようですが、再生可能エネルギーは風力発電や太陽光発電など自然の力を使っています。
クリーンなイメージがあるかもしれませんが、とても不安定な供給になってしまいます。
再生可能エネルギーの問題点
風力発電は風がないといけませんし、太陽光発電は天気が悪くなると著しく発電量が下がってしまうからです。
水力発電もありますが、水不足になってしまうと発電が難しくなるかもしれません。
https://www.egg-delica.com/youjyou-furyoku-rikai.html
再生可能エネルギーと聞くと、とても良いイメージがありますがロードベース電源として活用することは厳しいです。
これだけ不安定な発電ですから、再生可能エネルギーの割合が高くなると、それこそ大規模停電が発生する可能性が高くなるでしょう。
電気自動車を走らせたくても走らせられないことが増えるかもしれません。
今はまだ、大規模な原子力発電所が必要ですが、小型化されれば安全になると考えられます。
なぜならば、核燃料を冷やすことが容易になるからです。
今は大型なので冷やすことがとても難しいです。
福島第一原発事故でも核燃料を冷やすことが難しいことが大きな問題となりました。
事故から10年以上経った今でも冷却を続けなくてはなりません。
小型化すれば汚染水だとか処理水の問題もなくなる
小型化されると、冷却が容易になります。
常温でも冷却できると言っている人もいるほどです。
そうなると、もう大きな事故が起こらなくなるのかもしれません。
と言うことは、安全になると言っても良いのではないでしょうか。
現状では必ずしも安全だとは言い難いとは言え、研究を続けなくてはなりません。
小型化すれば汚染水だとか処理水の問題もなくなるはずです。
常温で冷却できるのならば、水の問題がなくなるからです。
世界中の原子力発電所では汚染水が出て、処理水を海洋放出しています。
福島第一原発の処理水の海洋放出を反対する人もいますが、主に風評被害を嫌っているためです。
科学が風評に負けて良いのでしょうか。
福島第一原発の処理水が海洋放出できないのであれば、他でも海洋放出することが難しくなると考えても良いのかもしれません。
このような処理水の海洋放出の問題も、小型化されればなくなります。
電気自動車が増えることを考えて、海外ではより開発もそうですし、設置箇所も増えるはずです。
日本は大きく遅れてしまう可能性が高いです。
本当に今のままで良いのかを一人一人が考えなくてはなりません。
まとめ
今は福島第一原発の大きな事故の影響もあって、悪いイメージが強い人が多いです。
もちろん、悪いイメージを持っていない人もたくさんいます。
いずれにせよ、原子力発電の技術を高める必要があるのではありませんか。
あまり小型化すれば常温で核燃料を冷却できると言う話が聞かれないかもしれません。
いろいろな思惑があるのかもしれませんが、日本でも研究をどんどん進めていって、ロボットに使えるくらいに小型化できるようにした方が良いでしょう。
最終更新日 2025年7月31日